送信者 Ogasawara |
鬱蒼としたジャングル。垂れ下がる根っこはガジュマル。
「乳房山」のガイドは早川保氏だ。自分で誌を書いたり歌を歌ってくれたり、鳥の鳴き声の真似して「ウグイス」や「メグロ」をおびき寄せることのできる凄腕ガイドだ。道中、徳利の形をしたトックリヤシ、ハハジマノボタン、メグロ、和田アキコと覚えてワダンの木、ホシツルラン、サンスベリア、ハカラメ、テリハボク、オガサワラビロウ、モモタマナ、ギンネム、ムニンシュクラン、ムニンヤツデ、ムニンノボタン、ガジュマル、ムニンウツボラン、ムニンモチ、エビネビロウなどいろいろ歌と解説を交えながら面白く教えて頂いた。
ガイドさんの早川氏。鳥を呼ぶ。
山頂からは、石門の絶景を眺めることができ、記念に版画式の色塗りを作成しこれを下山後登頂証明書として提出すると正式な「登頂証明」がもらえる。
送信者 Ogasawara |
石門の絶景!霧の合間から姿を現しました。
宿泊は、「クラフトインラメーフ」というおしゃれなロッジ。食事は、島で一番の高級魚「オナガダイ」の刺身や「島野菜のサラダ」「海亀の煮物」など品のいいお皿に盛り付けられ一層華やかに演出され楽しませてくれた。
送信者 Ogasawara |
翌朝、島の自由散策し、「ははじま丸」で島を後にする。この船は別名「ホエールライナー」とも呼ばれ、時期となればクジラをたくさん見ることができる。そして期待通りクジラ君達が姿を現してくれた。大きく「ブロー」をして、たまに、「ブリーチング」をしてくれる。雄大な自然を感じることができ日本の海にも都会の生活と隣り合わせにこんな時間が同時に流れていることをうれしく思う。
「あ!イルカ!!」
一瞬だったが、イルカの姿を見ることもできた。名残惜しい。もう一航海滞在したくなってくる。しかし、都会の生活をしながらもう一週間は長い。父島のスーパーで島の特産品である「ラム酒」や「レモンジャム」「小笠原の塩」「島唐辛子味噌」「島トマト」などを買い込み再び「おがさわら丸」へ乗り込み、小笠原を後にした。今東京は雪が降っているとか。どこか遠くのニュースを聞いているようだ。
「お!クジラの潮吹きだ。。」
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