2009/05/29

東南アジア最高峰キナバル山登山!!

送信者 kinabal090514


今回はマレーシアのボルネオ島にある憧れの東南アジアの最高峰にチャレンジします。標高は4095mもあり、その高さは富士山(3776m)よりも高くそこへ自分の足で登ります。出発前には、低酸素ルームで高度順応の練習をしてさらに山歩きなどトレーニングを重ねついに夢の4000m級へ踏み出します。また、登山のあとは、南国の海が目の前に広がる南国高級リゾートへ宿泊の豪華プラン。

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成田からマレーシア空港で飛び立ち約6時間、ボルネオ島のコタキナバルを目指します。マレーシア航空は民族衣装の制服が人気で食事も好評です。コタキナバルに到着し飛行機を出ようとすると、何やら長い列。。しばらく並んでいると英語で書かれたアンケートのようなものが渡されました。、、どうやらインフレンザの検査のようでした。予想外の展開で入国するまでに時間がかかりました。
 コタキナバルの空港で自称タイガーウッズである町のガイド「ティカさん」と合流し早速山の麓にあるホテルへ。日が暮れた街の中をトヨタのハイエースは飛ばします。途中、ガソリンスタンドのコンビニにより水や現地のスナック菓子を味見。車で2時間走り山麓のホテルへ到着。地元のグループの「カラオケ」をBGMに中華料理を頂きました。             

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ホテルを出発後、地元の朝市に立ち寄りキナバル山の登山口へ向かった。入山手続きを済ませ、IDカードをもらう。山の中には各所にゲートがあり関所のようにこのIDカードをチェックして環境保護のために人数制限をしている。日本の山小屋のように予約無しでも宿泊ができるシステムではなく、半年から3か月前に予約しないと入山が厳しい山だ。そんなのを知らずにきた外国人は宿泊先がとれなくて途中まで登って帰る人たちもいた。

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おかげさまでキナバルの大自然を思う存分満喫できた。「イケメン」ガイドの“ビンカー”と「マッチョ」ポーターの“ジェームス”と合流し山へ。少しのぼると木陰の湿ったところにピンク色でかわいらしい「キナバルバルサン」がたくさん咲いていた。
30分置きに、屋根付きシェルターとトイレがついた休憩所が現れる。すごい設備だ。とてもしっかりしていてスコールがきてもここで待機できそうだ。思わず「おお!世界遺産!」を感動する。日本を代表する富士山ももう少し頑張ってほしいところだ。昼食はラヤンラヤンにて登山口でもらった「1kgのお弁当」を食べた。午後からは荷物がとても軽くなった。途中、きれいな黄色い花をつけたシャクナゲや登山道の脇からウツボカズラが出没!1Lくらい水が入りそうなほど大きいものもあった。ここで溶かされた虫たちに祈りを捧げ先を目指す。段々と木の背丈が低くなり突如、雲が切れた!後ろを振り向くと「おお!」思わず感嘆してしまう。自分の足で熱帯のジャングルの中からこんな上空まで歩いてきたかと思うと感動する。息を切らして諦めかけたときラバンラタのレストハウスが見えた。  

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早朝2時半に出発!体操をしてパルスオキシメーターでSPO2(血中酸素濃度)を測り、もう一度深呼吸。ちょっぴり緊張感の漂った出発だ。「絶対に全員で登る!」目標は山頂のみ。焦らず、ゆっくり階段を登って行く。なかなか急で段差も大きいが緩やかなリズムで歩を一歩一歩進める。小屋から1時間半ほどで岩場手前へ辿り着く 。ここで一呼吸し岩場をよじ登りトラバースする。特に特別な技術は必要ないがなかなかスリルがある。暗くて下が見えないのが不幸中の幸い?(笑)登り始めて2時間と15分。サヤサヤハットにて最後のIDチェックを受け最終アタックへ。だんだん辺りの闇は太陽の光に吸い取られ清々しさに包まれ山頂に陽が当たり始める。息は苦しいが何となく希望が見えてきたような気がする。ゆっくりゆっくり休憩をしながら上を目指す。登り始めて4時間半ついに登頂だ!

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「やっほー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

登頂した喜びは何とも言えない格別な贅沢な気分だ。全員で集合写真に「チーズ!!」やっぱり来てよかった。心からそう思える瞬間。「登頂おめでとうございます!!」
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朝9時半。スロースタートで朝食バイキング。室内・屋外にもバイキングがあり種類も非常に豊富でどれもおいしそうで何をたべようか迷ってしまう。不思議なものだが、下山すると、すっかり昨日の辛さを忘れてしまう。
昨日の下山は、下りの段差が大きくとても苦労した。ガリバーの世界へ迷い込んでしまったかとも思ってしまう。しかし、よくこんなところを登ったものである。登山口へ下山したのは16:00頃だった。ホントお疲れ様でした。昨夜女性2名組はさっそくホテルのマッサージへ行ってきたそうだ。すこしうらやましい。
「何かあっという間」だ。長かったようで、非常に短くもあり、今日の夜のフライトで帰国するのは信じられない。最後の締めくくりとして市内観光を楽しんだ。
サバ州立博物館、コタキナバル展望台、モスク、最後に元ヤオハンであったデパートでお土産を購入しコタキナバルを後にした。
送信者 kinabal090514



クアランプールにて乗り換えの際、日本行きの飛行機に乗り無事に離陸すると思ったところ、突然のアナウンス。「機材に故障個所が見つかったため一度駐機所へ戻ります。」とのこと。嫌な予感がした。ひょっとして飛行機乗換かと思いましたが30分後なんとか治ったようで無事日本へ飛び立ちました。


「スライドショー@キナバル山」

2009/05/06

修験道の道を歩く!?

奈良県の南部の熊野古道にある日本百名山の「大峰山と大台ケ原」へ行ってきました。


世界的に見ても多雨地帯である「大台ケ原」。吉野熊野国立公園のなかでも特別自然保護区に指定されており、貴重な自然を堪能できる。

送信者 20090429大峰大台ケ原


今回は、東京より一泊二日の行程で、百名山2座をコンパクトにまとめたツアーならではのお得プラン。飛行機を使うため時間短縮でき、まさか一泊二日で行けるとは思えないような紀伊半島の山奥深いところへ入る。

さすが、ゴールデンウィーク中とあって、羽田空港は混んでいて、搭乗口にたどりつくは出発ギリギリだった。関西国際空港へ着くと、早速バスへ乗り換え吉野を経由して大台ケ原を目指した。

渋滞が心配されたが、一般の方と行き先が逆方向のためか予定通りに進め、無事に大台ケ原の駐車場へ。

時間に余裕ができたので、散策道をゆっくり歩きながら、ところどころに設置されている自然解説の看板に目を通したりガイドさんの解説を楽しんだ。

整備された木道を約1時間
送信者 20090429大峰大台ケ原


登山というよりは、一般の木道でしたが空気が気持ちよくさわやかに自然の中の楽しめました。

頂上を踏んだあとは、岩場がある大蛇クラへ迂回。
送信者 20090429大峰大台ケ原


「おお!!すごい!!」

岩の真下は絶壁で大迫力!!

透明感のある空に岩だけが、ジャンプ台のように飛び出ていてすごくスリルがあります。

道中「ツクシシャクナゲ」の木がたくさんあり、花の時期に来るのもおもしろいかもしれません。
本日は、全体で3時間ほど軽いのハイクでした。



宿泊は大台ケ原の駐車場のところにある「大台ケ原荘」で一泊。
翌朝五時より大峰山の「行者還の登山口へ」

昔から修験道の道として知られる大峰山脈。吉野から熊野に至る大峯奥駈道は、古来よりの自然信仰と渾然一体となった渡来の神仙思想や道教や仏教の修行のために、藤原や平城の都からこの地を訪れた僧侶(修験者)によって切り開かれたこ歴史をもつ。未だに、女人禁制を保ったエリアがあり、修験道の伝統が残る。
今回は、ここ「大峰山」の最高峰である経ヶ岳(1915m)へ登った。

送信者 20090429大峰大台ケ原


登山口から、シャクナゲの木を横目に、一時間ほどの急登。息が切れましたが、がんばって奥駆出合まで登ると後は、稜線歩き。軽くアップダウンで奥深い景色を堪能。修験道の人たちが修行で歩いているのを思い浮かべると、こんな道を自分が歩けているのが不思議で感動する。

途中から、前々日に降った雪が降っていましたが、アイゼンをつけるほどではなく快晴の空の下「ルンルン」と登りました。ガイドさんの解説もおろしろく気がついたら、弥山の小屋へ。

送信者 20090429大峰大台ケ原


弥山の小屋からは30分ほどで山頂へ。

山頂付近は松の木が「立ち枯れ」ていて異次元にいるような爽快感。

気がつけば登り始めて約4時間。無事で全員登頂です。
お昼を食べ、下りは2時間半ほどで下ることができた。

下山後は、温泉に入りビールで旅の思い出を語り楽しみました。



スライドショーです。

雲取山でトレジャーハンティング!?



今回はFOE TOKYOが行っている環境保護活動のイベントということで、東京都で一番高く深田久弥の日本百名山でもある雲取山へゴミを拾いに行ってきました。

雲取山にて清掃登山を行うのは今回で二回目。参加人数も増えてゴミもたくさん回収できました。

鴨沢ルートからゴミを拾いながら山を登り、七ツ石山をトラバースし、雲取山の山頂を踏んで雲取山荘で一泊。

翌朝、少し三峰方面へ下った元雲取山荘付近の昔埋め立てられたゴミを回収。年代物のビールの缶やコーラの缶のラベルが面白く宝探し気分を満喫。帰りはピストンで帰ってきました。

まだまだたくさんのゴミが埋まっており今後もこの活動の必要性を感じました。