世界的に見ても多雨地帯である「大台ケ原」。吉野熊野国立公園のなかでも特別自然保護区に指定されており、貴重な自然を堪能できる。
送信者 20090429大峰大台ケ原 |
今回は、東京より一泊二日の行程で、百名山2座をコンパクトにまとめたツアーならではのお得プラン。飛行機を使うため時間短縮でき、まさか一泊二日で行けるとは思えないような紀伊半島の山奥深いところへ入る。
さすが、ゴールデンウィーク中とあって、羽田空港は混んでいて、搭乗口にたどりつくは出発ギリギリだった。関西国際空港へ着くと、早速バスへ乗り換え吉野を経由して大台ケ原を目指した。
渋滞が心配されたが、一般の方と行き先が逆方向のためか予定通りに進め、無事に大台ケ原の駐車場へ。
時間に余裕ができたので、散策道をゆっくり歩きながら、ところどころに設置されている自然解説の看板に目を通したりガイドさんの解説を楽しんだ。
整備された木道を約1時間
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登山というよりは、一般の木道でしたが空気が気持ちよくさわやかに自然の中の楽しめました。
頂上を踏んだあとは、岩場がある大蛇クラへ迂回。
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「おお!!すごい!!」
岩の真下は絶壁で大迫力!!
透明感のある空に岩だけが、ジャンプ台のように飛び出ていてすごくスリルがあります。
道中「ツクシシャクナゲ」の木がたくさんあり、花の時期に来るのもおもしろいかもしれません。
本日は、全体で3時間ほど軽いのハイクでした。
宿泊は大台ケ原の駐車場のところにある「大台ケ原荘」で一泊。
翌朝五時より大峰山の「行者還の登山口へ」
昔から修験道の道として知られる大峰山脈。吉野から熊野に至る大峯奥駈道は、古来よりの自然信仰と渾然一体となった渡来の神仙思想や道教や仏教の修行のために、藤原や平城の都からこの地を訪れた僧侶(修験者)によって切り開かれたこ歴史をもつ。未だに、女人禁制を保ったエリアがあり、修験道の伝統が残る。
今回は、ここ「大峰山」の最高峰である経ヶ岳(1915m)へ登った。
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登山口から、シャクナゲの木を横目に、一時間ほどの急登。息が切れましたが、がんばって奥駆出合まで登ると後は、稜線歩き。軽くアップダウンで奥深い景色を堪能。修験道の人たちが修行で歩いているのを思い浮かべると、こんな道を自分が歩けているのが不思議で感動する。
途中から、前々日に降った雪が降っていましたが、アイゼンをつけるほどではなく快晴の空の下「ルンルン」と登りました。ガイドさんの解説もおろしろく気がついたら、弥山の小屋へ。
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弥山の小屋からは30分ほどで山頂へ。
山頂付近は松の木が「立ち枯れ」ていて異次元にいるような爽快感。
気がつけば登り始めて約4時間。無事で全員登頂です。
お昼を食べ、下りは2時間半ほどで下ることができた。
下山後は、温泉に入りビールで旅の思い出を語り楽しみました。
スライドショーです。
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