2008/09/20

鳥海山2236mと月山1984m(tyoukai-san, gassan)紅葉??

庄内平野の北方、秋田との県境にそびえる鳥海山は、日本海を眺望でき、その美しい山容から出羽富士とも呼ばれる。今回は、秋の気配を感じはじめた鳥海山に少し期待しながら登る。

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「鳥海山を鉾立より眺める」

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「すでに染まり始めています。」

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「新山へゆく険しい谷」

朝暗い中、4時に出発。登山口の大台野道へ到着。準備をしていたら激しい雨に洗礼を浴びた。登山者の中からは登りたくないとの声も出たが、雲は意外に薄そうだったので様子を見ながら登ることに、、
滝の小屋を通過し河原宿という避難小屋へ約1時間半。さらにドシャ降りでトレールは川となっている。
しかし、我慢しながら歩くこと一時間。突然白いガスが晴れ、日本海が!!
「おおお!!!」と歓声があがる。

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「鳥海山より日本海を眺める」

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「山頂より」

登り始めて6時間ようやく山頂へ到着。雲の合間から時々太陽が時々差し込み一瞬だけの景色が奇跡のように美しい。

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「紅葉してます!!」

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「なんとなく秋の気配がする谷」

送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「もう秋になるというのにところどころ雪渓もまーだ残ってます。」


送信者 鳥海山2236mー月山1984m(tyoukai-gassan)


「これなんと読みますか??」

山頂でランチを食べ七五三掛(shimekake),扇子森(sensumori)、賽の河原(sainogawara)と下山し鉾立へ三時間半で降りた。紅葉は少し早かったが、ところどころきれいに染まっていて写真に収めるには高い所にあったり遠かったが十分楽しめた。10日ぐらい後から見ごろではないだろうか。。

2008/09/17

白峰三山縦走(shirane-sanzan)

今回は、山梨県の広河原という登山口から日本第二位の北岳3193m(kitadake)、第四位の間ノ岳3189m(ainodake)、さらに先へ続く農鳥岳3026m(noutoridake)と白峰三山と呼ばれている三つの3000m峰を縦走し八丁坂を大沢門より下るコースに挑戦。

送信者 Shirane-sanzan


「イワシャジン」

送信者 Shirane-sanzan


「北岳登頂☆おめでとうございます」

広河原より登ること三時間、白根御池小屋へ着く。三連休初日ということもありとても混雑!!布団一枚に二人寄り添って寝ることとなった。おかげさまで寒くなかったですが、、(笑)

翌日、朝5時。小雨がパラついていたのでカッパを着る。
スタートまもなく雨も止み雲の切れ間から青空が顔をのぞかせる!!
気分が晴れ、自然と足が軽くなる。不思議だ。

目の前には甲斐駒ケ岳、仙丈ケ岳、さらに北アルプスの山々まで見える!!

草すべりの登り肩の小屋を経由し北岳まで一気に三時間半で登った。

送信者 Shirane-sanzan


「いろいろと噂の多い農鳥小屋」

送信者 Shirane-sanzan


「ご来光☆雲が赤く染まり歓声がわく!!!」

送信者 Shirane-sanzan


「農鳥岳より展望」

北岳から間ノ岳へと3000m級の世界を楽しみながら稜線を行く。
やはり山に来るなら2000m以上のところへ来ないと山に来たという感じがしないように思う。
何かが違う。そこに何かがいるのかないのかわからないが雲の上の世界は癒される。

今晩の宿泊地は「農鳥小屋」

よくよくない評判を聞くのでドキドキしながら受付のノックする。

ワンワンワン!!!

受付の中には犬がなんと6匹!!

「ご主人は??」

わんわんわん!!!

すごい。ここでは犬様がエライ。ご主人にとても懐いている。
今の山小屋には珍しく、とてもきれいとは言えない小屋だが昔はどこもこんな感じだったとか。。
まあ文句は言えない。

ただ、ご飯の量はたくさんある!!しかし、決してうまいとは言えないものでなおさら量が多く感じてしまうのは自分だけだっただろうか。。

送信者 Shirane-sanzan


「農鳥岳より。。南アルプス側から見る富士山は頂上の両脇にツノのように角が立っていて東京側からとは姿が違う。」

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「トリカブトを正面より撮りました」

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「おいしそうなきのこ」

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「八丁坂の下りは幾度もこんな丸太の橋を渡らなければ、、><。」

農鳥小屋をまだ暗いうちに立ち西農鳥へ焼く40分ほど。ご来光がとてもきれいで展望もよく北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、秩父連邦、もちろん富士山も。
西農鳥は3051mと農鳥岳の3026mより高いが農鳥岳が本峰扱いとなってしまっている。なぜ?
農鳥岳から急な下りを下ること7時間。沢に出ると何度も沢を丸太の橋で渡るのがスリル!!
雨が降っていたりすると危険かもしれませんが、、ダムの発電所まで無事に到着。

近くの「奈良田の里温泉」という湯治客もくるという硫黄泉へ入り帰宅しました。

2008/09/05

裏銀座縦走(水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳・薬師岳)

今回北アルプスの槍ヶ岳裏側にあたる裏銀座を4泊5日に渡り縦走する。

裏銀座の北アルプス高瀬ダム(長野県側)から入山し、湯俣温泉から竹村新道を登り野口五郎岳・水晶岳(2986m)・鷲羽岳(2924m)・黒部五郎岳(2840m)・薬師岳(2926m)へ縦走し折立(富山側)へ下りた。中房温泉から燕岳・大天井岳を経て槍ヶ岳へ至る表銀座コースに比べ行程が長く、登山者が少ないため静かな山行が楽しめる。


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    「槍ヶ岳の展望」


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   「野口五郎小屋より出発」


初日信濃川の支流にあたる高瀬ダムのトンネルより湯俣温泉まで3時間ほど雨天の中歩いた。湯俣温泉の湯治宿「晴嵐荘」へ泊る。ここの泉質はかなりいいようだ。翌日竹村新道より真砂岳・野口五郎岳を六時間ほど歩き野口五郎小屋で一泊。アットホームな宿で食事の評判も良かった。

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   「シラタマノキ」

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  「トウヤクリンドウ」

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   「コバノコゴメグサ」

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  「ヨツバシオガマ」

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  「おいしそうな野イチゴ☆」

九月に入ったにも関わらず、意外にも高山植物が楽しめた。また、コケモモやブルーベリー、ナナカマドなど木の実もたくさん実っており秋を感じずにはいられなかった。


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    「水晶岳から鷲羽岳へ」


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  「水晶よりの展望・雲ノ平」


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  「三俣山荘の朝」


野口五郎岳より水晶岳・鷲羽岳を縦走し三俣山荘へ。天気もよく雲ノ平の展望や立山・剣山・槍ヶ岳の展望も良かった。思わず、「わああ!!」や「おおお!!」っと声が出てしまい疲れも吹っ飛ぶ☆


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  「遠くに槍ヶ岳が、、」


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  「黒部五郎岳小舎より展望」

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  「美しい黒部のカール」

送信者 北アルプス裏銀座縦走
  「カールに咲くオヤマリンドウ」



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   「太郎平より夕日」

この日は、三俣山荘より早朝4:30に出発し黒部五郎を縦走し太郎平まで。。約10時間ちょっとの長丁場となったが九月に入り小屋も広く使え皆様ご満足!!小屋には本がたくさんありだんらん室があり生ビールも飲め旅の疲れを癒せる。 

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  「きれいな花を咲かせていたチングルマは、、」



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  「四つ目の百名山薬師岳」

最終日はこの縦走最後となる薬師岳へ。太郎小屋よりピストンで5時間ほどで行けました。小屋へおり太郎小屋名物「カレー」これがおいしい☆元気をつけ三時間ほどで下山口折立へ無事到着!途中国民宿舎でもある亀谷温泉でひと風呂浴びサッパリ帰宅☆