2008/10/20

どっぷり屋久島へ

鹿児島から桜島を眺めながら3時間。突然、海の上へ突き上がり頭は厚い雲に覆われた山の裾が夕日に照らされていた。雲の動きが早い。雲の下から上へ勢いよく駆け上がる様子が船上からうかがえる。

下は、ガジュマルやマングローブ、ハイビスカスなどが咲く亜熱帯だが、九州で一番高い山々の上にはヤクシマシャクナゲが咲き冬には雪が積もる。通常寿命500年といわれる杉だがここでは樹齢7000年と推定される「縄文杉」をはじめ杉の巨木が茂る不思議な島だ。そんな世界遺産「屋久島」へ接岸した。

今回は、白谷雲水峡から「もののけの森」を通り、株の中から空を見上げるとハート型に空が浮き出るという「ウィルソン株」-二本の杉が手をつないでいる「夫婦杉」などを見ながら、樹齢7000年の「縄文杉」を堪能しながら、屋久島のベスト3「永田岳1886m」「宮之浦岳1936m」「黒味岳1831m」を縦走するコース。縄文杉より先は観光客が突然いなくなり静かな屋久島にどっぷり浸れるのが魅力だ。

送信者 yakushima

「切り口周囲13.8mもあるウィルソン株」

送信者 yakushima

「木の株の中から上を見上げると、、ハート型??」

送信者 yakushima

「手をつないでいる??、、夫婦杉」

送信者 yakushima

「マイナスイオンたっぷり!!」

送信者 yakushima

「樹齢7000年と言われる森の長老、、縄文杉」

送信者 yakushima

「一回り小さいヤクシカ」

森の中へ入るとひんやりと気持ちいい湿度に包まれる。心の底からリラックスできる感じだ。自然と足取りも軽くなり奥へ進む。白谷雲水峡からもののけの森へ入るとより鬱蒼としてきた。まだにもののけの世界だ。森がそのまま動きだしそうな感じがする。ところどころ木漏れ日が苔にスポットライトを照らす。

「うわっ!!」

思わず声が出るほどに、「苔」は黄金いろに輝く。

送信者 yakushima

「朝日が差し込む。。」

送信者 yakushima

「なにか生命力を感じませんか??」

送信者 yakushima

「爽快!!」

送信者 yakushima

「こういう世界の中にいると自分の力を遥かに超える大きな何かを感じざる負えない。。」

送信者 yakushima

「紀元杉」

送信者 yakushima

「ヤクザルさん」

一泊目は新高塚小屋へ宿泊。ここのトイレには怖ーい噂があり帰れなくなるということで朝までみんな我慢(笑)翌朝、屋久島には、一か月35日雨が降るという噂通りたくさんの雨が降り、風が吹き、行く手を遮られそうになりましたが、一歩一歩、「永田岳」「宮之浦岳」「黒味岳」を縦走。山の上には花崗岩の岩があちらこちらで張り出しており、クライミングに持ってこいです。ウズウズしてしまいますね。。
二泊目は「石塚小屋」へ泊り淀川口へ下山。最終日は天気が良く爽快!!雨の水滴を十分に含んだ木の葉が朝日のスポットライトを浴び花火のように眩しく弾けていました。。。

「また、帰ってきたい!!」

そんな思いで島を離れました。何度来ても飽きない。奥の深さを改めて感じざる負えませんでした。

2008/10/15

日本百名山をきれいにしよう☆雲取山(2017m)

山に登ると意外に多くのゴミが捨てられていたり何年も放置されているのが目につくことがある。せっかくのきれいな高山植物や雄大な山岳展望が台無しになりかねない悲しい現状だ。ゴミによる植物や動物への影響も心配になってしまう。何とかしたいと思っていたが個人レベルと片づけられるような量ではない。

そんなことを考えていた矢先、友人が所属する「FOE Tokyo」というNGO団体で雲取山のゴミの清掃活動を行うということで早速参加させてもらうことにした。

雲取山は日本各地から多くの登山者が訪れる山だが、山頂をはじめ登山道周辺には沢山のごみが散乱し、景観を乱しているだけでなく、自然環境にも悪影響を及ぼしている可能性があります。ごみは最近捨てられたもの以外に、特に山頂付近では数十年前に捨てられたごみが沢山ある。近年、日本を含むアジアの国々の登山者のマナーが悪いことが指摘されています。(日本における登山のマナーは改善してきているが、過去のごみが残っている。                    「Foe東京企画書より」

送信者 Kumotori-san081011

「ゴミを探す」

今回は10名ほどで山に大きなゴミ袋を抱え入山。軍手をはめ気合いが入る。
鴨沢ルートを使い、鴨沢登山口から入り小袖乗越ー堂所ーブナ坂十字路ー奥多摩小屋(水場)ー小雲取山ー雲取山荘まで歩き一泊した。雲取山荘は99年に改築されとても広くきれいで感じのよい山荘で快適だ。夜には山荘のテラスより東京都の夜景が楽しめる。

送信者 Kumotori-san081011

「山荘より朝日」

送信者 Kumotori-san081011

「清掃活動」

山小屋付近では数十年前に捨てられていたゴミがたくさんあり今回だけではとても広いきれないが現状調査ということで拾えるだけ拾った。とくに雲取ヒュッテの周りにはたくさんの瓶や缶やそのほかのゴミがあふれており今回だけではとても広いきれなさそうだ。

送信者 Kumotori-san081011


「紅葉がはじまっています」

送信者 Kumotori-san081011


「コケから伸びるのはコケの胞子??」

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「雲取山山頂(2017m)富士山や南アルプス、北アルプスまで見えるほどの大展望に興奮」

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「はーい、ポーズ!!」

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「ニホンジカのオスが突然目の前へ!!」

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「クチベニダケ」

今回は東京都のレンジャーさんや環境省のレンジャーさん2人も参加しており、奥多摩の自然や歴史、植物のな不思議な生態などのお話をレクチャーしていただきとても勉強になりました。また、ゴミはまだまだたくさん埋まっていたりして今後もこの活動を続け少しずつきれいな山を取り戻していけるよう頑張りたいです。


どうもありがとうございました。

2008/10/10

紅葉の大朝日岳(1870m)

送信者 紅葉の大朝日岳(1870m)

「山奥深くにある湯治宿の古寺鉱泉」

送信者 紅葉の大朝日岳(1870m)

「古寺鉱泉から登り始めると早速始まっていました!!」

送信者 紅葉の大朝日岳(1870m)

「小朝日岳周辺」

送信者 紅葉の大朝日岳(1870m)

「稜線へ出ると紅葉真っ盛り!!」