2009/05/29

東南アジア最高峰キナバル山登山!!

送信者 kinabal090514


今回はマレーシアのボルネオ島にある憧れの東南アジアの最高峰にチャレンジします。標高は4095mもあり、その高さは富士山(3776m)よりも高くそこへ自分の足で登ります。出発前には、低酸素ルームで高度順応の練習をしてさらに山歩きなどトレーニングを重ねついに夢の4000m級へ踏み出します。また、登山のあとは、南国の海が目の前に広がる南国高級リゾートへ宿泊の豪華プラン。

送信者 kinabal090514


成田からマレーシア空港で飛び立ち約6時間、ボルネオ島のコタキナバルを目指します。マレーシア航空は民族衣装の制服が人気で食事も好評です。コタキナバルに到着し飛行機を出ようとすると、何やら長い列。。しばらく並んでいると英語で書かれたアンケートのようなものが渡されました。、、どうやらインフレンザの検査のようでした。予想外の展開で入国するまでに時間がかかりました。
 コタキナバルの空港で自称タイガーウッズである町のガイド「ティカさん」と合流し早速山の麓にあるホテルへ。日が暮れた街の中をトヨタのハイエースは飛ばします。途中、ガソリンスタンドのコンビニにより水や現地のスナック菓子を味見。車で2時間走り山麓のホテルへ到着。地元のグループの「カラオケ」をBGMに中華料理を頂きました。             

送信者 kinabal090514

ホテルを出発後、地元の朝市に立ち寄りキナバル山の登山口へ向かった。入山手続きを済ませ、IDカードをもらう。山の中には各所にゲートがあり関所のようにこのIDカードをチェックして環境保護のために人数制限をしている。日本の山小屋のように予約無しでも宿泊ができるシステムではなく、半年から3か月前に予約しないと入山が厳しい山だ。そんなのを知らずにきた外国人は宿泊先がとれなくて途中まで登って帰る人たちもいた。

送信者 kinabal090514


おかげさまでキナバルの大自然を思う存分満喫できた。「イケメン」ガイドの“ビンカー”と「マッチョ」ポーターの“ジェームス”と合流し山へ。少しのぼると木陰の湿ったところにピンク色でかわいらしい「キナバルバルサン」がたくさん咲いていた。
30分置きに、屋根付きシェルターとトイレがついた休憩所が現れる。すごい設備だ。とてもしっかりしていてスコールがきてもここで待機できそうだ。思わず「おお!世界遺産!」を感動する。日本を代表する富士山ももう少し頑張ってほしいところだ。昼食はラヤンラヤンにて登山口でもらった「1kgのお弁当」を食べた。午後からは荷物がとても軽くなった。途中、きれいな黄色い花をつけたシャクナゲや登山道の脇からウツボカズラが出没!1Lくらい水が入りそうなほど大きいものもあった。ここで溶かされた虫たちに祈りを捧げ先を目指す。段々と木の背丈が低くなり突如、雲が切れた!後ろを振り向くと「おお!」思わず感嘆してしまう。自分の足で熱帯のジャングルの中からこんな上空まで歩いてきたかと思うと感動する。息を切らして諦めかけたときラバンラタのレストハウスが見えた。  

送信者 kinabal090514




早朝2時半に出発!体操をしてパルスオキシメーターでSPO2(血中酸素濃度)を測り、もう一度深呼吸。ちょっぴり緊張感の漂った出発だ。「絶対に全員で登る!」目標は山頂のみ。焦らず、ゆっくり階段を登って行く。なかなか急で段差も大きいが緩やかなリズムで歩を一歩一歩進める。小屋から1時間半ほどで岩場手前へ辿り着く 。ここで一呼吸し岩場をよじ登りトラバースする。特に特別な技術は必要ないがなかなかスリルがある。暗くて下が見えないのが不幸中の幸い?(笑)登り始めて2時間と15分。サヤサヤハットにて最後のIDチェックを受け最終アタックへ。だんだん辺りの闇は太陽の光に吸い取られ清々しさに包まれ山頂に陽が当たり始める。息は苦しいが何となく希望が見えてきたような気がする。ゆっくりゆっくり休憩をしながら上を目指す。登り始めて4時間半ついに登頂だ!

送信者 kinabal090514


「やっほー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

登頂した喜びは何とも言えない格別な贅沢な気分だ。全員で集合写真に「チーズ!!」やっぱり来てよかった。心からそう思える瞬間。「登頂おめでとうございます!!」
送信者 kinabal090514

朝9時半。スロースタートで朝食バイキング。室内・屋外にもバイキングがあり種類も非常に豊富でどれもおいしそうで何をたべようか迷ってしまう。不思議なものだが、下山すると、すっかり昨日の辛さを忘れてしまう。
昨日の下山は、下りの段差が大きくとても苦労した。ガリバーの世界へ迷い込んでしまったかとも思ってしまう。しかし、よくこんなところを登ったものである。登山口へ下山したのは16:00頃だった。ホントお疲れ様でした。昨夜女性2名組はさっそくホテルのマッサージへ行ってきたそうだ。すこしうらやましい。
「何かあっという間」だ。長かったようで、非常に短くもあり、今日の夜のフライトで帰国するのは信じられない。最後の締めくくりとして市内観光を楽しんだ。
サバ州立博物館、コタキナバル展望台、モスク、最後に元ヤオハンであったデパートでお土産を購入しコタキナバルを後にした。
送信者 kinabal090514



クアランプールにて乗り換えの際、日本行きの飛行機に乗り無事に離陸すると思ったところ、突然のアナウンス。「機材に故障個所が見つかったため一度駐機所へ戻ります。」とのこと。嫌な予感がした。ひょっとして飛行機乗換かと思いましたが30分後なんとか治ったようで無事日本へ飛び立ちました。


「スライドショー@キナバル山」

2009/05/06

修験道の道を歩く!?

奈良県の南部の熊野古道にある日本百名山の「大峰山と大台ケ原」へ行ってきました。


世界的に見ても多雨地帯である「大台ケ原」。吉野熊野国立公園のなかでも特別自然保護区に指定されており、貴重な自然を堪能できる。

送信者 20090429大峰大台ケ原


今回は、東京より一泊二日の行程で、百名山2座をコンパクトにまとめたツアーならではのお得プラン。飛行機を使うため時間短縮でき、まさか一泊二日で行けるとは思えないような紀伊半島の山奥深いところへ入る。

さすが、ゴールデンウィーク中とあって、羽田空港は混んでいて、搭乗口にたどりつくは出発ギリギリだった。関西国際空港へ着くと、早速バスへ乗り換え吉野を経由して大台ケ原を目指した。

渋滞が心配されたが、一般の方と行き先が逆方向のためか予定通りに進め、無事に大台ケ原の駐車場へ。

時間に余裕ができたので、散策道をゆっくり歩きながら、ところどころに設置されている自然解説の看板に目を通したりガイドさんの解説を楽しんだ。

整備された木道を約1時間
送信者 20090429大峰大台ケ原


登山というよりは、一般の木道でしたが空気が気持ちよくさわやかに自然の中の楽しめました。

頂上を踏んだあとは、岩場がある大蛇クラへ迂回。
送信者 20090429大峰大台ケ原


「おお!!すごい!!」

岩の真下は絶壁で大迫力!!

透明感のある空に岩だけが、ジャンプ台のように飛び出ていてすごくスリルがあります。

道中「ツクシシャクナゲ」の木がたくさんあり、花の時期に来るのもおもしろいかもしれません。
本日は、全体で3時間ほど軽いのハイクでした。



宿泊は大台ケ原の駐車場のところにある「大台ケ原荘」で一泊。
翌朝五時より大峰山の「行者還の登山口へ」

昔から修験道の道として知られる大峰山脈。吉野から熊野に至る大峯奥駈道は、古来よりの自然信仰と渾然一体となった渡来の神仙思想や道教や仏教の修行のために、藤原や平城の都からこの地を訪れた僧侶(修験者)によって切り開かれたこ歴史をもつ。未だに、女人禁制を保ったエリアがあり、修験道の伝統が残る。
今回は、ここ「大峰山」の最高峰である経ヶ岳(1915m)へ登った。

送信者 20090429大峰大台ケ原


登山口から、シャクナゲの木を横目に、一時間ほどの急登。息が切れましたが、がんばって奥駆出合まで登ると後は、稜線歩き。軽くアップダウンで奥深い景色を堪能。修験道の人たちが修行で歩いているのを思い浮かべると、こんな道を自分が歩けているのが不思議で感動する。

途中から、前々日に降った雪が降っていましたが、アイゼンをつけるほどではなく快晴の空の下「ルンルン」と登りました。ガイドさんの解説もおろしろく気がついたら、弥山の小屋へ。

送信者 20090429大峰大台ケ原


弥山の小屋からは30分ほどで山頂へ。

山頂付近は松の木が「立ち枯れ」ていて異次元にいるような爽快感。

気がつけば登り始めて約4時間。無事で全員登頂です。
お昼を食べ、下りは2時間半ほどで下ることができた。

下山後は、温泉に入りビールで旅の思い出を語り楽しみました。



スライドショーです。

雲取山でトレジャーハンティング!?



今回はFOE TOKYOが行っている環境保護活動のイベントということで、東京都で一番高く深田久弥の日本百名山でもある雲取山へゴミを拾いに行ってきました。

雲取山にて清掃登山を行うのは今回で二回目。参加人数も増えてゴミもたくさん回収できました。

鴨沢ルートからゴミを拾いながら山を登り、七ツ石山をトラバースし、雲取山の山頂を踏んで雲取山荘で一泊。

翌朝、少し三峰方面へ下った元雲取山荘付近の昔埋め立てられたゴミを回収。年代物のビールの缶やコーラの缶のラベルが面白く宝探し気分を満喫。帰りはピストンで帰ってきました。

まだまだたくさんのゴミが埋まっており今後もこの活動の必要性を感じました。

2009/04/04

プーンヒル In ネパール

「ヒマラヤ」

と、聞くと何を思い浮かべるだろうか?

ヒマラヤ=世界で一番高い山=エベレスト=登山隊=XXX

いろいろイメージは膨らむが、ヒマラヤ山脈はブータン、中国、インド、ネパール、パキスタン、アフガニスタンの6つの国にまたがり、ヒマラヤ山脈には8000メートル峰14座がこれに含まれる。ヒマラヤとはサンスクリット語で「雪の住みか」を意味する。ちなみに、英名エベレストはインド測量局の長官を勤めたジョージ・エベレストにちなむ。チベット名で「チョモランマ」ネパール名で「サガルマータ」と各国により同じ山なのに呼び名が変わるおもしろい山だ。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「アンナプルナサウス」


「ヒマラヤ」と聞けば、山好きならば、そうでなくても、それは一生に一度は見てみたい憧れの山である。

ヒマラヤと聞くだけで、登山隊だけが登れる特殊で厳しい山をイメージされる方もおられるかもしれないが、お薦めは、ヒマラヤ展望トレッキング。

今回の目的は「プーンヒル」だ。アンナプルナBCへ続く生活道を歩きながらヒマラヤの山々を眺め、クライマックスは「プーンヒル」の展望台へ行く。ここでは、アンナプルナサウスやダウラギリ、マチャプチャレのダイナミックが展望が期待できる。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「カトマンズより」


期待に胸を膨らませはちきれそうになったところでついに出発の日を迎えることができた。
飛行機で、中国とインドに挟まれた山の小国「ネパール」の首都カトマンズを目指す。
カトマンズへ到着すると、いきなり日本とは全く違う時間と文化圏に来たことを感じる。ホテルへ向かう車の車窓からはとっても興味深い景色が質問する間もないくらいに押し寄せてくる。まさに「カオス」の国ネパール。たくさん驚いたことがあったが一番驚いたのは首都カトマンズで一日に16時間も停電すること。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「お土産屋さん」


カトマンズにてお寺など市内観光して楽しみ一泊。翌日、飛行機にてポカラへ。ヒマラヤを写す大きくて美しいフェワ湖がここは有名だ。ポカラの空港に着くと、「マチャプチャレ」の堂々と空に突き上げている雄姿を堪能できる。まさに見上げるほどの高さだ。日本にはこのような大きな山を見ることはまずできない。奥にアンナプルナの山群が広がっている。

今回は、このアンナプルナの山群を目の前で見るために6日間のトレッキングの旅へでる。

日本では、まず山を眺めるためだけに6日間も歩くなんて日本では考えられないが、ネパールではこういったトレッキングは一般的なスタイルだ。もちろん山頂を目指して登る登山隊のあるが、山岳展望を眺めながら歩くトレッキングが流行っている。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL



「ネパールの山は最低三回来ないとわからない。」とよく言われるが、「クーンブエリア」「ランタンエリア」「アンナプルナエリア」の三つの地域がありそれぞれ全く違う面白味や景観が違うので是非訪れたい。



ポカラより車でカーレというところまで行きここよりトレッキング開始!!

この日を何度カウントダウンしたことか。。憧れの地を踏んでいることに改めて感謝し出発。

今回のルートは、カーレよりスタートし、ダンプス→ランドルン→タダパニ→ゴラパニ(プーンヒル)→ヒレ→ナヤプルへ下山する。一般的には逆ルートが有名だが、ヒレ→ゴラパニ間の昇りがとても急なため比較的楽に歩ける逆ルートにした。

ネパールの山歩きは、非常に豪華だ。これぞ「大名行列」

日本では考えられないが、ポーターが荷物を持ってくれ、コックさんがおいしい料理を作ってくれ、ウェイターさんが世話をしてくれ、シャワーに入れて、ベットに寝ることができる。日本の山歩きの事情と比べると、お殿様、お嬢様気分で山を堪能できる。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL



今回われわれ9人の日本人に対して、現地のネパール人スタッフは22人サポートについた。宿をでると、ポーター、コックさん達は、先にお昼の場所まで先回りして、お昼の場所でお昼ご飯を作っていて待っていてくれる。お昼を食べ終わると、彼らは片付けた後、後ろから小走りで追い抜いて、また先回りして宿の場所まで急ぐ。僕らが宿へつくと、「ティー」を用意してくれ、「手洗い」のお湯を出してくれ、「夕食」を作ってくれる。まさに、「至れり尽くせり」だ。何も心配要らない。ただただ、山岳展望を楽しむことに集中できるのだ。。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「ニワトリの行商」

トレッキング道は、現地のネパール人の「生活道」だ。そして、山をいくつも越えて歩くと、小さな集落をたくさん通り過ぎる。その集落一つ一つに個性があり面白い。彼らの顔つきであったり、表情であったり、家並みであったり。。畑も実りの良い集落もあればそうでないところも、、川の側を歩けば、魚の網が干してあったり、、

すれ違い様に、前後に、天秤のようにして、大きなざるみたいなものを持っている青年に会った。

「どこへ行きますか?」

「ポカラ」

「えええ??ホントですか?どのぐらいかかりますか。」

「3日4日くらい」と言う答えが返ってきた。青年は「トマト」を仕入れるためだけにポカラへ行くという。僕らの日本の感覚から考えれば信じられない。まさか、トマトをかごに買うためだけに片道3~4日も歩くとは。。その後も鶏を担いだ青年やたくさんの荷物を積んだロバにあった。


送信者 Poon Hill trekking In NEPAL




そう、ネパールのトレッキングは、ただ山を見て景色やお花を楽しむためだけに歩くのではなく、彼らの生活を見ているだけでもいろいろ発見がある。

ランドルンについた。ポカラでは小さく見えていたはずの「マチャプチャレ」もいつのまにかに目の前に迫って、首が痛くなるほど見上げなければならない。

「おお!でかい!!」

そんな感嘆の声が聞こえてくる。もう、二日も歩いたのだ。ここにきて、「マチャプチャレ」のネパール名がなぜ「魚の尾」という意味なのかがよくわかる。ポカラから見ると真っ直ぐ一本につきあがっていたが、ここでは、山の先が双二峰になっており、まさに「魚の尾」を突き上げた感じだ。日本の槍か岳の様にどこから見てもわかり易い形をしている。

ランドルンから谷を下り、谷底の川渡り、対面側の谷を登ると、ガンドルック。村を過ぎるとそこはシャクナゲの森。行けども行けどもシャクナゲ。温暖化の影響でピークは過ぎてはいたが、ひたすらシャクナゲの木だけ。真っ赤な花が見事に咲いており、疲れが吹き飛び、歩が軽やかにステップを踏む。


「レッサンピリリ」
気持ちよくなり、皆で「レッサンピリリ」を大合唱した。「レッサンピイリリ」は女の人のスカーフが風にピリリと揺れるという意味らしいのですが、ネパールのトレッキングに来ると絶対に歌う歌です。


「ゴロゴロ」「ドドーン」

突然、雷の音が僕らを追いかけてきた。本日の宿まで後もう少しだったので急ぎ足で宿に滑り込んだら、、

「ザザー」「ガラガラ!!」

すごい勢いで「氷」が降ってきた。結構激しく降り続いた。ぎりぎり宿に滑りこんだが、なかなか止まない嵐に明日の天気が心配になる。そう、明日は、いよいよ旅のハイライト「プーンヒル」の展望台へ登る日だ。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL





早朝、「4時」

空は、、

見事な星空!!昨日の嵐はどこへやら、、いや晴れて良かった。昨日まで青々していた山々は真っ白な衣装を羽織っている。

宿から展望台まで一時間ほど。。少し登ると一面雪景色にどんどん変わっていく。どうやら昨日の嵐で上の方には雪が降ったようだ。滑らないように慎重に「ビスターレ(ゆっくり)」を現地のスタッフと合言葉のようにかけあいながら登る。

頂上についた頃には、薄明かりが差してきた。ここで、しばし日の出まで待つことにする。しばらく待っているとダウラギリのてっぺんに光が当たった!

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「左にマチャプチャレ」


「おおおお!!!」パチパチ!!

歓声が上がる。それから高い順番に光が当たっていき、「ああ、地球って丸いんだな」って心の思いながら写真撮るのが忙しい><。

目の前の「アンナプルナサウス」が目の前に光り輝く。

「うわああ!!」

言葉には表せない美しさ。

圧倒的に大きな自然の力がそこにあった。この迫力は、言葉や写真や映像では表現しづらい。人間の五感をフルに活用して初めて感づることのできる贅沢な喜びがそこにあるような気がする。

脳と体が気持ちよく活性化されていくのがわかる。

「ああ、やっぱり来てよかった。」

と感じることのできる瞬間だ。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「ゴレパニより」

この夢のような時間から別れを告げるのはなんとつらいことか。。

また、帰ってくることを誓いネパールを後にした。

送信者 Poon Hill trekking In NEPAL

「ヒレへの道」

2009/03/11

シンガポール自然観察ハイキング!!

 深夜0時過ぎ。

そこへ降りると「ムゥ」っと蒸し暑い。
すぐに、肌から汗が噴出す。まさに、熱帯夜だ。

ここは、シンガポール空港。飛行機に乗る前はダウンを羽織っていたのが嘘のように思える。7時間と40分。赤道直下の国へやってきた。今回は、「都市の木の花図鑑」の著者である石井誠治先生と行く「シンガポール自然観察ハイキング」だ。

送信者 シンガポール自然観察
「マクリッジにて」

しかし、どうしても「シンガポール=自然」というイメージが沸いてこない。きれいに整ったビルが林立し、道路にゴミ一つない整備の行き届いた都市。マーライオンに、ブランド物を安く買えるデパートがあって、、といったイメージだ。自然やジャングルというイメージはとても描けない。正直なところ6日間もシンガポールで何ができるのかと思ってしまった。

だが、大都市からすぐアクセスできる熱帯ジャングルがたくさんあり「都会」と「自然」がうまく共生している。むしろ他の都市では一時間ほどで本格的な熱帯ジャングルへ行くことはできないかもしれない。ジャングルを堪能した一時間後にはホテルでシャワーを浴びることができるのだ。
送信者 シンガポール自然観察

「ココナッツジュース」で一息。。

まず、観光後、シンガポールの植物園へ。日本の熱帯植物園とは違いここは誇大な屋外で一つ一つ観察しやすいように分けて植えられている。現地に住んでいる「日本人会」の宮下ひとみさんに案内して頂いた。

宮下さんは「マクリッチ自然保護区で出会う樹木たち」をまとめた本の撮影を担当されており現地事情を知る心強い方である。そこに樹木医である石井先生の熱い解説がさらに場を盛り上げる。

公園には日本では見られない植物だらけだ。さらに、とても大きいものたくさんがある。葉っぱ一つにしても本当に大きい。これだけで興奮するが、そこに「なぜ、こんな形をした実があるのか?こんな大きさなのか?こんな色なのか?」など、先生より質問を投げかけられる。そして、興味をそそるようなわかり易い解説が入り、気がついたら先生の講義に没頭していた。なかなか「歩」が進まない(笑)夜には、「果物の王様」ドリアンの花を見た。ドリアンの花は夜に咲き始め、朝になると短い生涯を終える。なんとも言えない切なさを持つ白い花だ。

送信者 シンガポール自然観察
「ドリアンの実」


おやつには「カヤトースト」を頂いた。カヤトーストとは、カヤ(日本ではカヤジャムと呼ばれることがあります)をトーストした薄いパンにぬり、バターの薄切りをのせてサンドしたもの。

これが、マジうまい!!トロッとしたココナッツの甘みとバターがトロッととろけ塩味のスパイスが絶妙!

カヤは、卵、ココナッツミルク、砂糖とパンダンリーフ(香り付けの葉)から作られる。半熟卵とローカルコーヒー(コンデンスミルク入りの甘いもの)と一緒に食べるのが一般的でシンガポールでは朝食やおやつに人気メニューだ。

送信者 シンガポール自然観察

見てください!この大きな葉っぱ!


翌日は、「マークリッジ貯水池」へ。

ここは、地元の人しか訪れない静かで自然なジャングルが体感できる。一つ一つ丁寧に観察する。一歩歩く旅に植物の神秘が明かされていく。

「ゴムの木」はなぜゴムを出すのか?

木はなぜ実をつけるのか?

なぜ、木の幹に実がついていたり、枝の先っぽに実がついていたりするか?

などなど、話が尽きない。机の上では退屈になってしまいそうな事柄も「生」を見ながら聞くと面白い。途中、座布団3枚!!っていう「ジョーク」も飛び出し、テンポ良くメリハリつけながら植物の不思議を楽しく学べる。先生は、専門的なことを専門用語ではなく一般市民にでもわかり易く、かつ面白く語る。そして、話を聞いていると「イメージ」が膨らむ。話題は広く、詳しい。。。



ジャングルからすぐ街中へ帰れる。

シンガポールの観光の目玉「マーライオン」
送信者 シンガポール自然観察
 
送信者 シンガポール自然観察


今回は「落雷」でマーライオンがケガをしたため修復中であった。
そのマーライオンの前で先生の気象学の授業が即始まった(笑)
なぜ、「入道雲」ができ、「雷」が発生し、「マーライオン」が壊れたか?、、を僕たちが実感を持てる言葉で語ってくれる。今まで、興味など持っていなかった事柄に突然興味が湧き出し、何か「マジック」にかかったようだ。それぐらい楽しい講義だ。



次の日は、ウビン島へ。

ここも地元の人しか行かないエリアでシンガポールとマレーシアの間にある自然が多く残った小さな島だ。ここでは、マングローブ林など汽水域に生存する植物やフルーツ園を散策した。「フルーツ」だけは市場で見たことあっても「木」を見たことがないものが多かったがここで実物に出会い感動。
夜は、本当に帰り、ウビン島がよく見渡せられる「イタリアンレストラン」で夕日を見ながらディナーを堪能。たわいのない話で盛り上がった。

送信者 シンガポール自然観察

「マングローブの木」ちょうど潮が引いています。

最後は、「サザンリッジ」という新しい観光名所へ行った。ここは、ボードウォークという橋が樹林帯の中を通っており、目の前で樹木の上の方の様子が観察できるものだ。熱帯では樹木の背が高く、双眼鏡で何とか眺め観察するだけだが、ここでは「目の前」で見れる。

ここで特におもしろかっただったのが、、
「Simpoh Air」
送信者 シンガポール自然観察
「シンポエアーの花」
花は黄色く目立つ。とてもきれいだ。

送信者 シンガポール自然観察

これが実。思わず最初は花かと・・・

一度見たら絶対忘れられない・・・・

実は、黄色い花が咲くといったんがくが閉じてしまう。

そして、じーっと35日待って、36日目に花のような実が開く。

これは、「赤い花」のように鳥に見せることによって鳥に来てもらい「種」を運んでもらうんだとか、、植物は子孫を残すためにいろんな工夫をしてそれぞれ実をつける工夫をする。この「Simpoh Air」は作戦がうまくいっているらしくこのあたりでたくさん繁栄していた。

シンポエアーの「シンポ」はナタで木を切るときの擬音語。「エアー」はマレー語で水辺を意味します。道路沿いとか、気がつくと色んなところで見られますよ。葉っぱは、大きいので、昔は物を包むのに使われていました。

こんな解説を先生が情熱的に何度も語って頂けるので植物の世界が楽しくてたまらなくなってきた。。

2009/03/01

小笠原諸島☆父島観光

「東洋のガラパゴス」


といわれる小笠原諸島。東京から船で南へ約25時間1000km。

大陸と一度も陸続きになったことのない「海洋島」と呼ばれ、地球上で小笠原にしかいない「固有種」と呼ばれる珍しい植物や鳥が多く生息する。これらは島で隔離され独自進化を遂げていったものが多く、中には「絶滅危惧種」に指定されている貴重な動植物も存在する。

日本の中で最も「秘境」と呼ばれるのにふさわしい存在だ。ヨーロッパやアフリカへ乗り継ぐ飛行時間よりも長く遠い。一生のうちに一度は行ってみたいところベスト3に入るであろうその小笠原へ出かけるチャンスがやってきた。

冬には、ザトウクジラがやってきて、イルカやマッコウクジラがやってくる。特に3月はザトウクジラの繁殖シーズンを迎え観光客で盛り上がる。ザトウクジラは他のクジラに比べこの時期は島の浅いところに多く「ジャンプ」を披露してくれたり「潮吹き」を見せてくれたり船と遊んでくれたりするので比較的観察し易い。シーズンとなれば、小笠原へ向かう船の中からも見ることができるほどだ。そんな期待を胸に心弾む。

送信者 Ogasawara

「おがさわら丸」

 早速、竹芝桟橋より乗船し出向し東京湾を出た矢先船が大きく前に後ろに同時に左右に傾く。予報によると前線が八丈島あたりに停滞しているようだ。

かなり揺れた船も前線を抜け落ちつき始め25時間の長旅は小笠原の島影が見えはじめた感動にかわる。父島が近くなったころ甲板に上がって見ると、何やら盛り上がっていた。歓声の先をみると、、

「いた!!」

ザトウクジラが「潮」を天高らかに気持ちよさそうに噴き上げている。かなり遠くからでもそれは確認できる。港が近くなる頃には、それなりの数を確認できテンションが自然とあがる。

父島の二見港へようやく到着。さすがに南国だ。上着を脱ぎ、Tシャツとなる。まず、昼食をとることにした。港から五分、メインストリートと父島の繁華街であるボニンストリートは、一周り10分もあれば巡ることができ迷うこともなく島の「島寿司」やチャンプルや島野菜を使った料理、ウミガメ料理と出会うことができる。
送信者 Ogasawara


午後は、島内観光へ。
「父島タクシー」のドライバー小松氏だ。早速バスへ乗り込むと、、

「あ!先ほど船で、、」

隣に座っていた人が実は私たちのドライバー&ガイドさんであった。島に帰ってすぐ仕事とは頭が下がる。まず、「三日月展望台へ」案内してもらう。ここは、船に乗らない人がクジラウォッチングする場所としても有名だ。視界が開け、真下には、「ボニンブルー」と呼ばれる小笠原の青い南国のきれいな青色の海が輝く。ここで景色を眺めているだけで時間の流れを忘れてしまいそうな展望台だ。

送信者 Ogasawara

三日月展望台にて。。クジラの潮吹きが陸から観察できる。

 その後、「宮の浜」→「長崎」→父島最高峰「中央山(319m)」→「小港海岸」→「農業センター」と父島を車で一周し、ハイキングを各所でした。山へ入ると、タコの足のようなタコノキ、赤い花をつけるデイゴ、オオハマボウ、ムニンシャシャンボ、ムニンネズミモチ、いい香りがするムニンビャクダン、白い花をつけたシマシャリンバイ、ヌニンノボタン、葉痕に八の字を逆さにした模様がつくシダ植物のマルハチ、ホタルブクロみたいなものをたれ下げたセイロンベンケイソウ、グミの実がついたオガサワラグミ、葉から芽がでるハカラメ、海岸に見られるハスノハギリなど他にもたくさん植物を観察できた。頭に「ムニン」とつくと「無人」という意味でありもともと無人島であった小笠原を指し固有種であることがわかる。

送信者 Ogasawara

「オカヤドカリ」注意の看板

 小笠原では、日本で絶滅した「鳥」の12種のうちの8種が小笠原で絶滅したそうだ。ここの鳥は、人間が入ってくるまで他の種との生存競争が緩やかだったため、人によって持ち込まれた「外来種」が入ってたちまち絶滅に追い込まれてしまうことがある。移入種の侵入に驚くほど弱いのである。イソヒヨドリ、メジロ、「ホーホケキョ」と言えないウグイスなど観察をし、絶滅危惧種アカガシラカラスバト、小笠原で唯一の哺乳類オガサワラオオコオモリと出会えることに期待。。

送信者 Ogasawara

「長崎展望台」より

また、小笠原で固有の鳥がどう進化してきたか、小笠原諸島の歴史、戦跡が今の多数残っていること、植物の由来、ノヤギが小笠原固有の植物に与えている影響、、などいろいろ楽しい解説付で楽しんだ。

送信者 Ogasawara

「境浦ファミリー」湧水が沸いている素敵なお宿。ジャックマイヨールもお気に入りだったとか。。

小笠原諸島 ホエールウォッチング&南島上陸

今回のメインイベントでもある「ホエール・ウォッチング」と「南島」
12月から5月くらいまで繁殖のためにやってきたザトウクジラが小笠原の浅い海へ集まって来るため比較的観察しやすい。子クジラは深海へ行くとサメなどの危機にさらされるためあまり行きたがらないのだ。これは僕らにとっては観察の絶好のチャンスとなりシーズンとなればクジラ目当てでたくさんの観光客がやってくる。

送信者 Ogasawara

「ホエールウォッチング」

ガイドのNorikoさんと桟橋で合流し、船に乗り込む。出発10分。早速、前方に「ブロー」をしているクジラが見えてきた。「潮吹き」だ。皆、歓声をあげ、興奮する。大型船で見るのとは違った迫力がある。

側に寄ると、逃げない。それどころか一緒に船についてくる。まるで船と一緒に遊んでいるかのようだ。

「プシャー!!」

と勢い良く「潮」を吹き上げ、頭を見せ、背びれ、最後に尻尾を上げる。皆すごい歓声だ。クジラも歓声を楽しんでいるようにも見える。小笠原が返還以前の「小笠原」を知る島に10人しかいない大ベテランの船長さんによると、船の色が好きだからついてくるんだとか。。この船は他の船と違って「ピンク」だ。白とかグレー、黒の船より圧倒的にクジラ”ウケ”する(笑)

クジラをたっぷり眺め、満足したところで南島へ。しかし、ここは、上陸するのが非常に難しい島らしい。入り口が狭く風と波の方向と潮の満ち引き具合では行けないことも結構あるそうだ。実際に、入り口まで行かないと入島できるかできないかはわからずハラハラドキドキする。
 
 入り口まで行くと、波は高かった。皆、後ろの安全なところに移動させられる。波のタイミングに合わせ、島で唯一のジェットエンジンがうなり急発進。一気に安全なラグーンへ入った。

送信者 Ogasawara

南島のボニンブルーが広がるラグーン内。。船と一緒に。

 南島にもちろん港などなく、岩を登り上陸!!まさに、映画のワンシーンのような「無人島上陸」だ。少し歩くと、火山のカルデラの中のような地形に入り、眩しく目が開けられないほど真っ白な無人の砂浜が広がる。

「わああああ!!」

「思わず息の呑む美しさ」とはまさにこのことだ。それを今!体験している感動が体の細胞一つ一つに広がる。扇池まで歩く。ここの島は、石灰岩でできた沈水カルスト地形で一年に三ヶ月ほど立ち入り禁止期間があり東京都認定ガイドの同行がないと入れない貴重な自然環境が残った島だ。扇池を眺めながらお昼を食べる。時の流れが止まったようななんとも不思議な感覚を覚える。

送信者 Ogasawara

南島「扇池」

 気がつくと、今度は船で父島と兄島の間にある海中公園に向かっていた。途中、大きな水しぶきが何度も見える!

「あ!!クジラが跳ねた!!」

「ブリーチング」だ。大きくジャンプすることを言う。船を飛ばし接近。船長が言うには、南島に行くときに一緒に船についてきたクジラだそうだ。今度はジャンプで演出してくれた。30~40トンもある体が海面に叩きつけられるとき物凄い爆音が海面に広がる。
 そして、何度も「テールストラップ」をしてくれた。これは、尻尾を餅つきのようにバッタンバッタンさせる。水しぶきが上がり大迫力!テレビで見る映像とはやっぱり違った。映像で見たときは「声」など出なかったが、自然に感動で声が出てしまう。五感すべてで感動をできる喜びが満足感に変わる。

 かなり寄り道をしてしまったが、大満足し海中公園へ向かう。ここには、多くの魚や珊瑚が見られる。今回の船はグラスボートなのでシュノーケリングしない人でも海の中の様子を楽しむことができる。船長が餌付けをすると海蛇やウツボ、サメ、多くの熱帯魚を見ることができた。


動画:ホエールウォッチング!!潮吹き「ブロー」→ジャンプ!「ブリーチング」→餅つき「テイルストラップ」